ギア 最新ドライバーSHIBAKI!の極意「もう1ステップ“上”を目指せる!ドライバー選びの新常識 New normal/New Distance」後編 2020.08.02 ギア, レッスン 2020.08.02 最新ドライバーSHIBAKI!の極意「もう1ステップ“上”を目指せる!ドライバー選びの新常識 New normal/New Distance」前編 … 2020.08.02 最新ドライバーSHIBAKI!の極意「もう1ステップ“上”を目指せる!ドライバー選びの新常識 New normal/New Distance」中編 … 新常識3:振りやすさアップで飛距離アップ インパクトのスピード重視なら軽量・硬めのシャフトが合う! 高梨:最近、フィッティングも盛んになってきて、同じヘッドを様々なシャフトで試せるようになりました。最新のヘッドを活かして飛ばすにはシャフト選びも重要な要素になると思いますがいかがですか? 松吉:振りやすさを決めるためにシャフトの重さ、硬さ、そして長さのバランスが重要になってきますね。 高梨:よく振りやすさといいますが、それはとても感覚的なものですよね。結局、スイングのテンポとかリズムを合わせやすいものが“振りやすい”モノなんでしょうか? 松吉:私はスピード感が合うものが振りやすいモノだと思います。例えば、インパクトエリアで瞬間的にスピードを出したいイメージの人には、軽量かつ硬めのシャフトが振りやすく感じると思います。逆にスイングスピードを一定にしたい人には重め、あるいは軽くてもしなやかなタイプの方が合いやすいと思います。 高梨:同じヘッドでもシャフトの硬さによって確かに振っている時の軽さに違いが出ますよね。硬くて軽量だとほんとに自分でスピードを上げやすく感じます。 松吉:ヘッドの重心設計でも振り心地はかなり変わります。基本的には重心距離と深度の数値に開きがないヘッドはすごくニュートラルな動き方をしますね。距離と深度に差をつけていくと、動きに個性が生まれ、ゴルファーを選ぶヘッドになっていきます。 高梨:ヘッドの測定値を見ると、確かに重心深度と距離のバランス感がモデルによって違っていますね。自分が過去に振りやすいと感じたヘッドがどのような重心バランスだったのか。 そういうことを知っていると今後ヘッドの測定データを見るのが一段と楽しくなりますし、もっと気持ちよく飛ばせるドライバーに出会えそうな気がしますね! ヘッドの重心設計でも振り心地はかなり変わりますという松吉氏。ヘッドの重心がインパクトエリアのシャフトの挙動を作用しているのである。 ヘッドの基礎知識 重心距離 ゴルフクラブシャフトの中心線と、フェース面の重心までの距離をいう。この距離が大きければフェースターンがしづらく、小さければフェースターンがしやすいとされ、主につかまりやすさを測る数値とされている。 重心深度 フェース面から重心までの距離をいう。この距離が深いとスイング中にシャフトに及ぼす負荷が強く、インパクトエリアでヘッドが上を向く(インパクトロフトが増える)傾向があり、ボールが上がりやすくなる。 人気ドライバー重心距離と重心深度の関係 ▼両数値に開きがないヘッドはニュートラル ▼両数値に差があるヘッドは個性がありゴルファーを選ぶ SIM MAX 重心距離39.3mm 重心深度39.3mm マーベリック 重心距離42.4mm 重心深度36.0mm G410 PLUS 重心距離42.4mm 重心深度36.0mm ONOFF AKA 重心距離42.9mm 重心深度38.4mm TOUR-B JGR 重心距離39.2mm 重心深度38.6mm 絶対に振り遅れないバックスイングの心得 手が腰の高さの時点で、シャフトが水平以上の高さに 最新型ドライバーは誰でも飛距離が出していける機能が満載です。 ご承知のとおり大慣性モーメントで寛容性に優れていますが、特徴として40ミリ超の長めの重心距離も併せ持つため、フェースの開閉がしにくくなっていること。そしてヘッドの大型化とともに進んだシャフトの長尺化は平均で約46インチにもなりヘッドスピードアップに貢献しますが、振り抜きにくさも併せ持つこと。 飛ばすために進化した機能が、一般アマチュアゴルファーにとって、“振り遅れ”という、パワーロスの原因、そしてスライスの原因を作り出していると言っても過言ではありません。最新型ドライバーの特徴をよく理解し、それを使いこなすテクニックを学ぶ必要があります。 以上のことから、私のコーチングで最低限のルールとしているのがバックスイング。手が腰の高さの時点でシャフトが水平以上の高さに到達しているかがポイントになります。 もし、この水準までシャフトが来ていないなら、その時点で振り遅れている証拠。長さをスイングで管理できていません。多少手を使ってもいいし、コッキングを早めても構いませんので、バックスイングでこの水準をクリアすることを絶対としてください。 トップ・オブ・スイング 腰の高さまでクラブを持ち上げ、そのまま上半身を旋回させた位置がトップ・オブ・スイングです。 少々オーバーですが・・・ 手元が先行し、クラブを置き去りにしすぎると、結果、クラブの長さ、重さをスイング中に管理できず、手元を引っ張り下ろすようなダウンスイングになってヘッドを戻しきれず振り遅れを助長させます。 ワンポイントアドバイス:大西 翔太プロ おおにし しょうた、青木瀬令奈プロのコーチ兼キャディとして女子ツアーに帯同。メンタルや体のケアなど様々な角度からゴルフを追求し、幅広いレッスン活動を行っている。 BUZZ GOLF プロフィール 良いものミックス!ゴルファー目線の選りすぐり情報発信マガジン! “BUZZ(バズ)”とは様々な情報を持ち寄り、良いものを... Tweet Share +1 Hatena Pocket RSS feedly Pin it 投稿者: BUZZ GOLFギア, レッスンG410 PLUS, ONOFF AKA, SIM MAX, TOUR-B JGR, ドライバー, マーベリックコメント: 0 最新ドライバーSHIBAKI!の極意「もう1ステップ“上”を目指せる!... Non-fiction Gear Memoirs キーマンの活動力!「... コメント ( 0 ) トラックバック ( 0 ) この記事へのコメントはありません。 この記事へのトラックバックはありません。 トラックバック URL 返信をキャンセルする。 名前 ( 必須 ) E-MAIL ( 必須 ) - 公開されません - URL
この記事へのコメントはありません。